キャンプの魅力、ホワイトガソリンランタン

こんにちは、施設管理スタッフの池田です。

今年は梅雨明けが早いようですが、7月5日現在福島県はまだ梅雨明けしておりません。

しかし梅雨の期間中も今年は晴れの日が多い為、例年ですと閑散としているキャンプ場が週末になると多くのお客様で賑わっております。

自然の中で過ごすオートキャンプの楽しみ方や魅力は色々とあると思いますが、キャンプで使う道具も魅力のひとつではないでしょうか?テント、タープ、寝袋、調理器具、焚火台などなど。中でも夜の野外を暖かみのある光で照らす、こちらのような

ホワイトガソリンランタンには独特の魅力があります。

扱いやすさや持続時間ではLEDランタンのほうが格段に上ですが、ガソリンを燃やして明かりを灯すという、原始的とまでは言えないですが、レトロな感じの作業が不思議と心地良かったりします。

ホワイトガソリンランタンについてあまり良くご存じない方のために簡単に説明致しますと、まず燃料にホワイトガソリンを使用します(これは名前からお分かりになりますよね)。自動車の燃料のガソリンは、赤く着色してあり、更に点火しやすいように添加物が加えられています。これに対してホワイトガソリンは添加物が加えられていない無色透明のガソリンです。ガソリンを気化するジェネレーターという細い管の部分が詰まるのを防ぐ為に、無添加のホワイトガソリンを使う必要があります。

ランタンの下部の丸みを帯びている部分が燃料タンクで、キャンプを外してガソリンを入れます。ガソリンを入れたら、今度は燃やす前にポンピングという作業が必要になります。この作業によって燃料タンク内の空気圧を上げて、燃料バルブを開くと白い布袋のような「マントル」という部分にガソリンが噴射するようになります。この状態でマントルに点火用の火を近づけますと、噴射しているガソリンが燃えて、マントルが発光しだします。ガソリンが燃える熱でジェネレーターが温まりますと、マントルに到達するまでにガソリンが気化するようになり、より明るくマントルが発光するようになります。ここで追加でポンピングを(通称:追いポン)すると、更に燃焼・発光が安定してきます。

だいたい7~15時間くらい燃焼します。それくらい燃えれば暗くなってからテントに入って眠るまでの間のサイト内の明かりとして十分です。

使い方はこのような感じで、通常のメンテナンスとしては、マントルの交換(だんだん弱くなり振動で破れたり落ちたりします)、ポンピング部分への潤滑油の給油などをします。

手間がかかるのを面倒くさいと思うか、レトロで楽しい作業と思うかでホワイトガソリンランタンの好き嫌いが大きく分かれてくるのではないでしょうか。ただ明るければ良いのであればLEDランタンを使えば良いですが、そもそも合理的であれば良いのであればキャンプ場に泊まったりはしないですよね。寝心地を考えればベッドで寝たほうがいいですし、ダッチオーブン料理が美味しいとはいっても、本当に美味しいものが食べたいだけならばお店にいったほうがいいでしょうし。

製品によっては、コレクターズアイテムとしてのホワイトガソリンランタンという側面が強い物もあります。

今回の写真で使用しているランタンは、「コールマン社製シーズンズランタン2008モデル」です。アウトドアメーカーの王道と言っても差支えないコールマン(コールマン・ジャパン)が毎年数量限定で生産しているホワイトガソリンランタンで、近年の物はともかく初期の物などはかなり入手することが難しくなっています(ここ数年のモデルであれば、当施設内アクティビティーセンターに在庫がある物もあります)。キャンプ時に使用するのは勿論、ご自宅の一室に並べて眺めたり、たまに点灯したりメンテナンスしたりするのも楽しいかもしれません。そうこうしているうちにキャンプをしたくなってきたりするかもしれません...。その時はエンゼルフォレストも候補地に入れてくださいね。